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Ambiguous Japan
Updated: 2006-03-06 14:21:41
Description: あいまい言葉 最近日本では「あいまい言葉」がはやっています。文化庁は「平成16年度 国語に関する世論調査」で、はやり言葉の使用頻度を年齢別に調査しましたが、まずはそこで取り上げられた表現を見てみましょう(「8 言い方の使用頻度」参照)。 (1)「わたしはそう思います」を「わたし的にはそう思います」と言う (2)「鈴木さんと話をしてました」ということを,鈴木さんと話とかしてました」と言う (3)「とても良かった」ということを「とても良かったかな,みたいな……」と言って相手の反応を見る (4)「とてもすばらしい(良い,おいしい,かっこいい等も含む)」という意味で「やばい」と言う (5)いいか悪いかの判断がつかないときに「微妙(びみょう)」と言う (1)は「自分の見方は」「自分の立場から言えば」という意味で、「俺的にはOKだけど」「○○ちゃん的にはどうなの?」「私は良くても犬的には迷惑なんじゃない」などと好きなように使えます。(2)の「とか」は物事を例示的に並べるためのものですが、例えば「今日友だちとカフェとか行って~、ショッピングとかして~、家とか帰った」というふうに、何にでも「とか」をつけるのが現代の特徴です。(3)は例文の説明にもあるとおり、断定を避けて相手の反応を見るもの、(4)の「やばい」は本来不都合な状況を表すものが、驚くようなすばらしい状況を前にして「自身の心情が、ひどく揺さぶられている様子」(三省堂「デイリー新語辞典」)を表す表現に変わったものです。(5)は実は私も愛用する表現で、こちらも断定を避けるときに使います。文字では「この服似合う」「う~ん、ビミョー」「このラーメン、ビミョーだね」というように、カタカナで書くことで、本家の「微妙」と区別して使われることが多いようです。 あいまい言葉を耳にして「なんだ最近の若者は」、「言葉の乱れだ」と嘆く方も多いことでしょう。でも私的には人の心理を上手に代弁する独創的な表現だと思います。そもそも日本人は昔から言葉を濁すことで人との衝突を回避してきました。あいまい言葉は人間関係の潤滑油として、若者からサラリーマン、主婦にまでも愛されている表現です。 ****************************** あいまい:ambiguous, fuzzy はやる:become fashionable 文化庁(ぶんかちょう):Cultural Affairs Agency 世論調査(よろんちょうさ):poll, survey 使用頻度(しようひんど):frequency of use 年齢別に(ねんれいべつに):by age 調査する(ちょうさする):survey, research 取り上げる(とりあげる):to pick up, take up 参照(さんしょう):see, refer to 反応(はんのう):reaction かっこいい:cool 判断(はんだん):judgment 微妙な(びみょうな):subtle 見方(みかた):view, opinion 立場(たちば):position, standpoint 迷惑(めいわく):annoyance 例示的に(れいじてきに):in an illustrative manner 並べる(ならべる):to list, line up 断定(だんてい):assertion  避ける(さける):to avoid 本来(ほんらい):originally [...]

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